著者:チャールズ・エリス
初版:2026/4/23
「敗者のゲーム」の著者、チャーリー・エルスさんの著書です。
要約
この本を一言で言うと
前著書の「敗者のゲーム」を簡潔にした本
です。
総合評価
合計25点 A評価
・やさしさ
前著書の「敗者のゲーム」と近い内容ですが、スラスラと読めるように改良されていました。
・短さ
全147ページで、ページ数の少ない本です。
早ければ1時間程度で読めると思います。
余白が多い本のため、本全体としてのボリュームは少ないです。
・面白さ
投資本としては、普通の面白さです。
事実やデータが多めの本ではあります。
・実践しやすさ
この本の内容を実践するのは簡単です。
手数料の安いインデックスファンドに長期積立投資をするだけです。
つまり、最初に積立投資を設定をして、あとは放置し続けるだけです。
・黒字力
この本に従ってインデックスファンドに長期積立投資をすれば、将来的に黒字になる可能性は高いです。
・刺さり度
刺さる金言は特にありませんでしたが、「アクティブファンドがなぜ勝てないか」の解説はとても納得感がありました。
こんな人におすすめ
・投資初心者
・アクティブファンドに投資している人
・個別株で負け続けている人
学びメモ
・アクティブファンドが勝てなくなった理由
株式市場には最初、個人投資家しか居なかった。
→ 投資会社が出来た。
お客から預かったお金を運用して利益を上げ、利益の一部を報酬として受け取るようになった。
→ 利益を上げるほど報酬も上がるため、賢い人達が投資会社に集まるようになった。
→ 投資会社同士の競争が激化し、最初のような大きな利益を得る事が出来なくなった。
(株式市場の取引は、投資会社が大部分を占めるようになった)
→ 投資会社が考えて運用するアクティブ投資の利回りが運用益が減り、ただ分散して投資するだけのインデックス投資と運用益が同じくらいまでになった。
→ アクティブ投資はインデックス投資と比べて運用に手間がかかるため、高い報酬を払う必要がある。
運用手数料の分、インデックスの方が利益が出るようになった。
実践メモ
・インデックスファンドに積立投資を継続する
この本を読んで、インデックス投資を継続する意思がさらに強まりました。
最後に
この本に、インデックス投資があまり普及していない理由が述べられていました。
市場の平均超えを狙う「アクティブ投資」の反対側に、指数に連動する「パッシブ投資」があります。
インデックス投資はどちらかと言えば、「パッシブ投資」に分類されます。
「パッシブ」という言葉には「受け身」と言う意味があります。
「受け身」という表現は、競争心が強い投資業界ではイメージが悪く、受け入れ難いとの事です。
「パッシブ」という表現は、元々エンジニアが作った表現との事です。
悪い意味は全く無いのですが、偶然悪いイメージがついてしまいました。

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